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2011年04月23日 (土) | Edit |
先日見たテレビ番組が印象に残りましたのでご紹介させて頂きます。

内容は震災で水道が使えなくなっていた地域の復旧活動でした。

まず最初に驚いた事は、
この地域では水源が井戸(湧水)だったことです。

決して人口が少ないへき地ではなく、
市街地で何万人もが利用する水道の水源が
地下の湧水だったということに、私は驚きました。

自然に恵まれ、そして上手く利用して来られた
なんて素敵な所なんだろうと思いました。

ただ、今回の地震と津波で
この水源が海水等に浸かり、
水質が悪くなってしまったため、
水道が使えない状況になっていました。

・・

この状況で、地元と他の地域の水道局の方々の
水道マンの奮闘ぶりに感銘を受けました。

水源に被害があった当初、地元の水道マンは
地下の水源から機械で海水を汲み上げてみたものの
水質に変化が見られなく、途中で断念していました。

そこへ他の地域の水道マンがサポートに来られたのですが、
給水車で水を運ぶのにも限界があり、何とかして水道を復旧することが
根本の対策として必要だと考えておられました。

確かに、給水車で水を供給するやり方を
いつまでも続けるわけにはいかないですね。

・・

そこで、恐らく色々な対策を検討されたと思いますが、
今は使えない元々の水源は、水質は劣化しているものの、
湧水はちゃんと出続けているところに目を付けられたのです。

一見、使い物にならない汚れた水源に見えますが、
きれいな湧水を出し続けていたのです。

ただ、汚れた水も混ざった状態で水が溜まっている状況だったのです。

そこで、何万人もが利用する水道の復旧を目指す水道マン達は、
この元々の水源を復旧することを第一に考えたのです。

しかし、そのためには、溜まっている汚れた水を取り除く必要があるため、
水を汲み上げ続けることが条件になります。

そこで、地元の関係者の方々にも理解して貰い、
諦めずに水源から水を汲み上げ続けました。

すると、何日かして、水質が大分変わってきたのです。
テレビでは、水源の水を直接コップで飲んで水質を確認されていました。

このテレビで紹介された時点では
まだ水道の復旧までには至っていなかったようですが、
あのまま行けばきっと復旧されると思います。

・・

方向性が間違っていなければ
多少の時間はかかっても、良い方向に向かえる。

今の時代、何でも直ぐに分かりやすい結果を求めたがりますが、
直ぐに結果が現れる表面的な分かりやすさよりも、
一見すると分かりにくくても、根本的に正しいと思える方向が大事。

そして、結果的にそれが王道なのではないか。

と、改めて感じました。


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