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2012年12月24日 (月) | Edit |
治療家になるまでの足跡

前回
3.サラリーマンから治療家へ
のつづき


○本当に厳しい
入学する前からスクールは本当に厳しいと伺っていましたが、
入ってからその厳しさを実感しました。学ぶ内容は、治療の技術や
医学知識だけではなく、患者様への対応の仕方、説明の仕方、
話し方、治療家としての在り方など、多岐に渡ります。
私が最初にぶつかった壁は、患者様に治療の説明をすることでした。
正直なところ、最初にこの課題と直面した時は自分に本当に出来るのか
かなり不安な状態でした。しかし、治療の技術だけではなく、患者様へ
の治療の説明もちゃんと出来なければ、先へは進ませて頂けません。
この判断には一切の妥協がありません。
ですから、精神的にもかなり追い込まれた状態で、朝から晩まで本当に
必死で頑張りました。そして、何とかOKを頂くことが出来て、臨床実習
に進めたのです。

○まず父親に
話は少し前後しますが、私がスクールに入ってから、はじめて治療を
したのは、父親に対してでした。治療技術を習った数日後に、父親が
腰痛とふくらはぎ痛に悩んでいたのです。定期的にあることのようで、
いつも整形外科に3ヶ月くらい通うと良くなるということでした。
3ヶ月も通うのであれば、私が治療した方が治るのではと思い、
「僕が治療してあげるよ」と声を掛けたのですが、「整形外科に行く
からいいよ」と断られてしまいました。どのような治療かもわからない
ですし、習いたての治療で余計に悪くなっても困ると思われたのでしょう。
母親も揃って私が治療をすることに反対しているようでした。

実は当初、私がこの道を選んだことを両親は心良く思っていません
でした。当然かもしれません。両親からすれば、大学を出て、安定した
サラリーマンとしての生活を送っていたと思っていたら、突然会社を
辞めて、上手く行くかどうかもわからない不安定な道を選んだのです
から。しかし、どういうわけか、父は整形外科には行かずに、翌日
「治療をしてもらおうかな」と言ってきたのです。断られた後の私の
残念そうな様子を見て気を遣ってくれたのだと思います。折角貰った
チャンスなので、きっちり治ってもらおうと思って、覚えたての治療の
説明を最初にきっちり行ってから、治療をさせて頂きました
(と言いましても、この時覚えていた治療は1つだけだったのですが・・・)。
すると、まだ昼間だったのですが、治療後10分としないうちに、
父は気持ち良さそうに寝てしまいました。2時間ほど経った頃でしょうか。
起き上がった父から、「あれ?痛くない」と声が上がりました。
その後、「昼間からこんなに気持ち良くぐっすり眠ったのは初めて」
と驚いていました。治療後に目覚めてから、あれほど辛そうだったのが
嘘のように父は元気になりました。
私はこの経験から改めて習っている治療技術の素晴らしさを実感しました。
また、この日を境に両親からの信頼を獲得することが出来たように思います。


次回
母親へも
へつづく




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